2025
03.16

令和2年国勢調査結果による日本の人口集中地区(4)~北海道太平洋側帯広市周辺、帯広市、音更町、幕別町、芽室町

ブログ, 日本の人口集中地区(地域別)

2020(令和2)年の国勢調査結果に基づき、人口集中地区を地域別に紹介するシリーズの4回目、北海道太平洋側日高山脈の東麓に広がる十勝平野の中心都市、帯広市の周辺の人口集中地区を取り上げます。

概要

ここで紹介する人口集中地区は、河東郡音更町Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、中川郡幕別町Ⅰ、Ⅱ、帯広市、河西郡芽室町の帯広市および帯広市を取り囲む合計7つの地区、これらの地区のうち芽室町を除く6つの地区が構成する帯広市人口集中地区集塊、および芽室町を含めた帯広市人口集中地区集塊(近接5km以内)です。

なお、ここではお互いの人口集中地区間の距離が2km以内のものを合わせて人口集中地区集塊として定義づけしています。芽室町の人口集中地区については、帯広市人口集中地区集塊より3.5kmの距離があることから同地区には含まれませんが、5km以内で近接したものを新たに定義、人口集中地区集塊(近接5km以内)としました。

個別の人口集中地区で人口、面積の最大はともに帯広市人口集中地区の人口15万1326人、面積44.18km2でした。また、人口密度の最大は帯広市の北東に近接する河東郡音更町人口集中地区Ⅲの6022.2人/km2でした。

一方、人口の最小は中川郡幕別町人口集中地区Ⅱの6271人、面積の最小は河東郡音更町人口集中地区Ⅲの1.08km2、人口密度の最小は河西郡芽室町人口集中地区の2811.1人/km2でした。

図1.北海道太平洋側帯広市周辺の人口集中地区

表1.人口集中地区とその人口、面積、人口密度(令和2年度国勢調査結果による)

地域名(人口集中地区) 人口
(人)
面積
(km2
人口密度
(人/km2
河東郡音更町 人口集中地区Ⅱ 7,252 2.39 3,034.3
河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ 21,272 5.19 4,098.7
河東郡音更町 人口集中地区Ⅲ 6,504 1.08 6,022.2
中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱ 6,271 1.28 4,899.2
中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ 9,638 2.45 3,933.9
帯広市 人口集中地区 151,326 44.18 3,425.2
河西郡芽室町 人口集中地区 11,919 4.24 2,811.1

※表中の最大値を太字、最小値を斜体で示した。

帯広市人口集中地区集塊は、互いに近接する河東郡音更町人口集中地区Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、中川郡幕別町人口集中地区Ⅰ、Ⅱ、帯広市人口集中地区の6つの人口集中地区からなる地区です。

表2.人口集中地区集塊とその人口、面積、人口密度(令和2年度国勢調査結果による)

地域名(人口集中地区集塊) 人口
(人)
面積
(km2
人口密度
(人/km2
帯広市 人口集中地区集塊 202,263 56.58 3,574.8

帯広市人口集中地区集塊(近接5km以内)は、互いに5km以内に近接する河東郡音更町人口集中地区Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、中川郡幕別町人口集中地区Ⅰ、Ⅱ、帯広市人口集中地区、および芽室町人口集中地区の7つの人口集中地区からなる地区です。

表3.人口集中地区集塊(近接5km以内)とその人口、面積、人口密度(令和2年度国勢調査結果による)

地域名(人口集中地区集塊(近接5km以内)) 人口
(人)
面積
(km2
人口密度
(人/km2
帯広市 人口集中地区集塊(近接5km以内) 214,182 60.82 3,521.6

河東郡音更町 人口集中地区Ⅱ

十勝川支流の音更川右岸、川と国道241号線および道東自動車道に囲まれた平坦地に位置し、周囲には小麦や大豆など国内有数の生産高を誇る畑作地帯が広がります。役場やJAおとふけが位置する音更町の中枢です。

図2.令和2年国勢調査結果による河東郡音更町人口集中地区Ⅱ

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:河東郡音更町 人口集中地区Ⅱ
場所:北海道河東郡音更町音更基線(おとふけきせん)の一部、東一線(ひがしいっせん)の一部、新通北(しんどおりきた)一丁目、新通北二丁目の一部、新通(しんどおり)一・四~六・十一丁目、新通七・八・十二丁目のそれぞれ一部、東通(ひがしどおり)十・十一丁目、東通十二・十三丁目のそれぞれ一部、大通(おおどおり)一・十三丁目のそれぞれ一部、大通二~十二丁目、元町(もとまち)、柏寿台(はくじゅだい)の一部、北陽台(ほくようだい)、桜が丘(さくらがおか)、桜が丘西(さくらがおかにし)、雄飛が丘(ゆうひがおか)、雄飛が丘北区(ゆうひがおかきたく)、雄飛が丘仲区(ゆうひがおかなかく)、雄飛が丘南区(ゆうひがおかみなみく)の一部、希望が丘(きぼうがおか)の一部、緑が丘(みどりがおか)
人口集中地区の人口:7252人 [平成27年:7324人]
人口増減数(平成27年との差):-72人(人口増減率:-1.0%)
人口集中地区の面積:2.39km2 [平成27年:2.34km2
面積増減数(平成27年との差):0.05km2(面積増減率:2.1%)
人口集中地区の人口密度:3034.3人/km2 [平成27年:3129.9人/km2
人口集中地区の世帯:3060世帯 [平成27年:2973世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):87世帯(世帯数増減率:2.9%)
最も近い人口集中地区:北海道音更町 人口集中地区Ⅰ(直線距離:1.4km・主要道:国道241号2.1km)

図3.音更町人口集中地区Ⅱの空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス(撮影:2016年6月29日)より作成)

図4.元町に位置する音更町役場

河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ

帯広の街から国道241号線を北におよそ600m、十勝川に架かる十勝大橋を渡ると国道沿いを中心に大型商業施設や飲食店などが建ち並ぶ木野に至り、西部の鈴蘭、北部の緑陽台、柳町にかけて市街地が広がります。

図5.令和2年国勢調査結果による河東郡音更町人口集中地区Ⅰ

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ
場所:北海道河東郡音更町柳町北区(やなぎまちきたく)の一部、柳町仲区(やなぎまちなかく)の一部、柳町南区(やなぎまちみなみく)、木野東通(きのひがしどおり)一丁目の一部、木野東通二~五丁目、木野大通東(きのおおどおりひがし)一・六・八・十・十四丁目の一部、木野大通東二~五・七・九・十二・十三丁目・十五~十七、木野大通西(きのおおどおりにし)一・二丁目の一部、木野大通西三~十七丁目、木野公園下町(きのこうえんしたまち)、鈴蘭公園(すずらんこうえん)の一部、木野西通(きのにしどおり)四~十四丁目、木野西通十五・十六丁目の一部、南鈴蘭南(みなみすずらんみなみ)一・二・四丁目、南鈴蘭南三・五丁目のそれぞれ一部、南鈴蘭北(みなみすずらんきた)一~五丁目、南鈴蘭北六丁目の一部、中鈴蘭南(なかすずらんみなみ)一~六丁目、木野新町(きのしんまち)、共栄台東(きょうえいだいひがし)十~十三丁目、共栄台西(きょうえいだいにし)十一~十三丁目、中鈴蘭南(なかすずらんみなみ)一~六丁目、中鈴蘭元町(なかすずらんもとまち)、中鈴蘭北(なかすずらんきた)五・六丁目、北鈴蘭南(きたすずらんみなみ)一~五丁目、北鈴蘭北(きたすずらんきた)二~五丁目、緑陽台南区(りょくようだいみなみく)の一部、すずらん台南町(すずらんだいみなみまち)一丁目、すずらん台仲町(すずらんだいなかまち)一丁目、すずらん台北町(すずらんだいきたまち)一・二丁目
人口集中地区の人口:2万1272人 [平成27年:2万2817人]
人口増減数(平成27年との差):-1545人(人口増減率:-6.8%)
人口集中地区の面積:5.19km2 [平成27年:5.30km2
面積増減数(平成27年との差):0.11km2(面積増減率:-2.1%)
人口集中地区の人口密度:4098.7人/km2 [平成27年:4305.1人/km2
人口集中地区の世帯:9203世帯 [平成27年:9409世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):-206世帯(世帯数増減率:-2.2%)
最も近い人口集中地区:北海道河東郡音更町 人口集中地区Ⅲ(直線距離:0.3km・主要道:道道73号0.3km)

図6.音更町人口集中地区Ⅰと帯広市中心部を結ぶ十勝大橋

河東郡音更町 人口集中地区Ⅲ

十勝川とその支流音更川との合流点下流左岸に広がる宝来地区、ひびき野地区の市街地です。音更川が運ぶ栄養豊富な土壌と帯広に近いこともあり、早くから野菜作りが盛んな地区でしたが、近年宅地造成が進み平成22年の国勢調査で初めて人口集中地区が出現しました。音更町木野の市街地とは十勝新橋、宝来大橋によって結ばれます。

図7.令和2年国勢調査結果による河東郡音更町 人口集中地区Ⅲ

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:河東郡音更町 人口集中地区Ⅲ
場所:北海道河東郡音更町宝来東町北(ほうらいひがしまちきた)一丁目、宝来東町南(ほうらいひがしまちみなみ)一・二丁目のそれぞれ一部、宝来仲町北(ほうらいなかまちきた)一丁目の一部、宝来仲町南(ほうらいなかまちみなみ)一・二丁目、宝来西町北(ほうらいにしまちきた)一丁目の一部、宝来西町南(ほうらいにしまちみなみ)一・二丁目、ひびき野東町(ひびきのひがしまち)一・二丁目、ひびき野仲町(ひびきのなかまち)一・二丁目、ひびき野西町(ひびきのにしまち)一丁目、ひびき野西町二丁目の一部
人口集中地区の人口:6504人 [平成27年:6295人]
人口増減数(平成27年との差):209人(人口増減率:3.3%)
人口集中地区の面積:1.08km2 [平成27年:1.04km2
面積増減数(平成27年との差):0.04km2(面積増減率:3.8%)
人口集中地区の人口密度:6022.2人/km2 [平成27年:6052.9人/km2
人口集中地区の世帯:2639世帯 [平成27年:2455世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):184世帯(世帯数増減率:7.5%)
最も近い人口集中地区:北海道河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ(直線距離:0.3km・主要道:道道73号0.3km)

図8.河東郡音更町 人口集中地区Ⅲの空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス(撮影:2016年7月7日)より作成)

中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱ

帯広市の東を北東流する札内川の右岸、JR根室本線の北側に位置する地区です。帯広市のベッドタウンとして、ロードサイド店舗の並ぶ国道36号線を軸にその北東および南西方向に閑静な住宅地が広がります。

図9.令和2年国勢調査結果による中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱ

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱ
場所:北海道中川郡幕別町札内北町(さつないきたまち)の一部、札内桜町(さつないさくらまち)の一部、札内西町(さつないにしまち)の一部、札内豊町(さつないゆたかまち)の一部、札内新北町(さつないしんきたまち)の一部、札内共栄町(さつないきょうえいまち)の一部、札内北栄町(さつないほくえいまち)の一部
人口集中地区の人口:6271人 [平成27年:6012人]
人口増減数(平成27年との差):259人(人口増減率:4.3%)
人口集中地区の面積:1.28km2 [平成27年:1.03km2
面積増減数(平成27年との差):0.25km2(面積増減率:24.3%)
人口集中地区の人口密度:4899.2人/km2 [平成27年:5836.9人/km2
人口集中地区の世帯:2692世帯 [平成27年:2450世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):242世帯(世帯数増減率:9.9%)
最も近い人口集中地区:北海道中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ(直線距離:0.02km・主要道:国道38号/国道242号(重複区間)0.2km)

図10.中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱの空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス(撮影:2016年8月24日)より作成)

中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ

十勝川とその支流札内川の合流点の南側、JR北海道根室本線札内駅を中心に東西に市街地が広がります。帯広市の新興住宅街として整備が進みました。モール温泉で有名な十勝川温泉は、北東に車でおよそ10分、十勝川に架かる十勝中央大橋を越えるとすぐそこです。

図11.令和2年国勢調査結果による中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ
場所:北海道中川郡幕別町札内暁町(さつないあかつきまち)の一部、札内青葉町(さつないあおばまち)、札内春日町(さつないかすがまち)の一部、札内豊町(さつないゆたかまち)の一部、札内中央町(さつないちゅうおうまち)の一部、札内泉町(さつないいづみまち)の一部、札内若草町(さつないわかくさまち)、札内あかしや町(さつないあかしやまち)、札内共栄町(さつないきょうえいまち)の一部、札内桂町(さつないかつらまち)の一部、札内文京町(さつないぶんきょうまち)の一部
人口集中地区の人口:9638人 [平成27年:8556人]
人口増減数(平成27年との差):1082人(人口増減率:12.6%)
人口集中地区の面積:2.45km2 [平成27年:2.01km2
面積増減数(平成27年との差):0.44km2(面積増減率:21.9%)
人口集中地区の人口密度:3933.9人/km2 [平成27年:4256.7人/km2
人口集中地区の世帯:4104世帯 [平成27年:3537世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):567世帯(世帯数増減率:16.0%)
最も近い人口集中地区:北海道中川郡幕別町 人口集中地区Ⅱ(直線距離:0.02km・主要道:国道38号/国道242号(重複区間)0.2km)

図12.中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰの空中写真(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス(撮影:2016年8月24日)より作成)

図13.JR北海道 根室本線札内駅

図14.毛嵐に包まれた十勝中央大橋。右奥に札内駅を中心に広がる市街地が見える。手前左は十勝川温泉

帯広市 人口集中地区

日高山脈の東、十勝川と札内川の合流点上流に広がる街です。十勝平野の大規模な土地で生産される農産物の集散地であり、良質な小麦や小豆、乳製品などから作られるスイーツや今では唯一の開催地となったばんえい競馬などが有名です。

図15.令和2年国勢調査結果による帯広市 人口集中地区

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:帯広市 人口集中地区
場所:北海道帯広市(おびひろし)西五条南七丁目ほか帯広市中心部一帯(詳細省略)
人口集中地区の人口:15万1326人 [平成27年:15万1189人]
人口増減数(平成27年との差):137人(人口増減率:0.1%)
人口集中地区の面積:44.18km2 [平成27年:41.08km2
面積増減数(平成27年との差):3.10km2(面積増減率:7.5%)
人口集中地区の人口密度:3425.2人/km2 [平成27年:3680.4人/km2
人口集中地区の世帯:7万4466世帯 [平成27年:7万1346世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):3120世帯(世帯数増減率:4.4%)
最も近い人口集中地区:北海道河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ(直線距離:0.5km・主要道:国道241号0.6km)

図16.帯広市中心部

図17.帯広市街と日高山脈、手前に流れるのは十勝川

ここからは、帯広市で唯一開催されているばんえい競馬について少しだけ紹介したいと思います。

ばんえい競馬は、古くから主に農耕馬などに利用されてきたばんえい馬が騎手と重量物を搭載したそりを曳き、2か所の障害の設置された直線200メートルのコースでパワーと持久力、騎手のテクニックを競い合うレースです。明治時代の末期ごろには荷物を載せたそりを曳かせる現在の競争形態が登場したとされ、確認できる最も古い競争は1915年に函館近郊で行われたものです。その後全道各地で同様の競争が行われてきましたが、太平洋戦争後の1947年、旭川競馬場において公営競技としてはじめてのばんえい競馬が行われました。1953年に旭川市、岩見沢市、帯広市、北見市の4市による市営競馬が発足、はじめは平地競争も行っていましたが1962年からばんえい競馬に1本化されます。1968年に北海道市営競馬協議会が発足、1989年には北海道市営競馬組合がばんえい競馬の開催を引き継ぎますが、2006年限りで帯広以外の3市が撤退し、その後は帯広市による単独開催となっています。

図18.ばんえい競馬

河西郡芽室町 人口集中地区

帯広から西へおよそ4km、工業団地を過ぎると国道38号線の南に市街地が広がります。国内有数の晴天率を誇る気候と肥沃な大地に恵まれ、周辺では大規模畑作経営が行われます。ゲートボール発祥地としても有名です。

図19.令和2年国勢調査結果による河西郡芽室町 人口集中地区

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:河西郡芽室町(かさいぐんめむろちょう) 人口集中地区
場所:北海道河西郡芽室町東二条二丁目ほか芽室町中心部一帯(詳細省略)
人口集中地区の人口:1万1919人 [平成27年:1万2054人]
人口増減数(平成27年との差):-135人(人口増減率:-1.1%)
人口集中地区の面積:4.24km2 [平成27年:3.96km2
面積増減数(平成27年との差):0.28km2(面積増減率:7.1%)
人口集中地区の人口密度:2811.1人/km2 [平成27年:3043.9人/km2
人口集中地区の世帯:5173世帯 [平成27年:5098世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):75世帯(世帯数増減率:1.5%)
最も近い人口集中地区:北海道帯広市 人口集中地区(直線距離:3.5km・主要道:国道38号3.5km)

図20.芽室市街

帯広市 人口集中地区集塊

令和2年度で20万強の人口を擁します。平成27年からの人口増減率は+0.03%とわずかに増加していますが、ほぼ停滞していると考えてよいでしょう。

図21.令和2年国勢調査結果による帯広市 人口集中地区集塊

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:帯広市(おびひろし) 人口集中地区集塊
場所:北海道帯広市 人口集中地区、河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ・Ⅱ
人口集中地区の人口:20万2263人 [平成27年:20万2913人]
人口増減数(平成27年との差):70人(人口増減率:0.03%)
人口集中地区の面積:56.58km2 [平成27年:52.81km2
面積増減数(平成27年との差):3.77km2(面積増減率:7.1%)
人口集中地区の人口密度:3574.8人/km2 [平成27年:3828.7人/km2
人口集中地区の世帯:9万6164世帯 [平成27年:9万2170世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):3994世帯(世帯数増減率:4.3%)
最も近い人口集中地区:北海道河西郡芽室町 人口集中地区(直線距離:3.5km・主要道:国道38号3.5km)

帯広市 人口集中地区集塊(近接5km以内)

帯広市人口集中地区を中心とし、互いに5km以内で近接する人口集中地区、すなわち帯広市人口集中地区集塊に芽室町の人口集中地区を加えた集塊であり、人口は21万人を超えます。

平成27年~令和2年の5年間で、人口はほぼ停滞しているようです。

最も近い人口集中地区である富良野市の人口集中地区へは直線距離で68.5km、主要道である国道38号を経由して103kmの距離があります。

図22.令和2年国勢調査結果による帯広市 人口集中地区集塊(近接5km以内)

~人口集中地区概要(令和2年国勢調査結果)~

人口集中地区名:帯広市 人口集中地区集塊(近接5km)
場所:北海道帯広市 人口集中地区、河東郡音更町 人口集中地区Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、中川郡幕別町 人口集中地区Ⅰ・Ⅱ、河西郡芽室町 人口集中地区
人口集中地区の人口:21万4182人 [平成27年:21万4247人]
人口増減数(平成27年との差):-65人(人口増減率:-0.03%)
人口集中地区の面積:60.82km2 [平成27年:56.77km2
面積増減数(平成27年との差):4.05km2(面積増減率:7.1%)
人口集中地区の人口密度:3521.6人/km2 [平成27年:3773.9人/km2
人口集中地区の世帯:10万1337世帯 [平成27年:9万7268世帯]
世帯数増減数(平成27年との差):4069世帯(世帯数増減率:4.2%)
最も近い人口集中地区:北海道富良野市 人口集中地区(直線距離:68.5km・主要道:国道38号103.0km)

図23.帯広市 人口集中地区集塊(近接5km以内)の衛星写真(一般財団法人リモート・センシング技術センターの地球可視化ツール「VEGA」を利用して作図)

注:地図で見る統計(統計GIS,政府統計の総合窓口)の地図を加工して作成、ベースの地図は国土地理院ウェブサイト

<参照>

・政府の総合統計窓口 https://www.e-stat.go.jp/

・音更町HP https://www.town.otofuke.hokkaido.jp/

・幕別町HP https://www.town.makubetsu.lg.jp/

・帯広市HP https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/

・芽室町HP https://www.memuro.net/

・フリー百科事典『ウィキペディア

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