05.15
【Coming Soon】連合人口集中地区(関東地方)を集計計算中!
日本において都市的地域の人口を把握するために、人口集中地区の統計が始まったことは、以前お話ししました。
人口集中地区の人口は、それぞれの自治体別に集計されています。
そこで、自治体の境界を無視して、都市的地域の人口ランキングを作成してみよう思います。
このような他自治体も含めた連続した人口集中地区を、手元にある総務省統計局発行の「我が国の人口集中地区」(平成22年国勢調査地図シリーズ)では「連合人口集中地区」(ただし、特別区部および政令指定都市区部の連続した人口集中地区のみに利用されている)としていることを参考に、ここでは連合人口集中地区と言うことにします。
探せば統計値はどこかにあるのかもしれませんが、自分で集計してみると、新たな発見もあるかもしれないと思い、まずはダントツの1位、関東地方の連合人口集中地区を集計しています。
今のところ暫定で人口は3000万強、面積は2900km2弱と計算されています。
精査した上で、アップ予定ですのでもう少しお待ちください。
最後にちょっとだけですが関東地方の連合人口集中地区の領域図の北半分をお見せします。
関東地方の連合人口集中地区(北半分)(地図で見る統計(統計GIS,政府統計の総合窓口)の地図を加工、ベースの地図は国土地理院ウェブサイト)
この人口集中地区は、オレンジ色に色づけたこともあってか、まるで炎のように広がっているように見えますね。
清瀬市のブログ記事で、江戸時代には新田開発に伴い武蔵野台地上にのびる街道沿いに数多く路村が形成されていったことはお話ししました。
そう、このような形のひろがりは、どうも路村の発達の結果のようなのです。
つまり、いまでも旧街道を関東地方の人口集中地区の広がりの中に確認できそうです。
そんな話もできればと思います。
ご期待ください。
もちろん、最終目標は人口集中地区のランキングですが。
<参照>
・政府の総合統計窓口 https://www.e-stat.go.jp/