2020
12.13
12.13
北アメリカ~中央アメリカの人口密度は南高北低!カリブ海には高密度の島々が並ぶ!
世界の推計人口に先週、カリブ海地方の諸国の推計人口をアップしたところですが、今週は中央アメリカと北アメリカをアップしました。
人口密度分布図をみると、北から南に向かって徐々に人口密度が高くなっている様子がわかります。
カリブ海地域のジャマイカ、ハイチ、ドミニカ共和国、プエルトリコなど、人口密度が200人/km2を超える島国、地域が並びますが、面白いことに大陸の中央アメリカのほぼ同じ緯度にもエルサルバドルやグアテマラのような人口密度の高い国が見られます。
これまでも、アフリカの人口分布図や西アジア~南アジアの人口分布図、東アジアの人口分布図をニュースに掲載し、書いてきたことですが、河川や雨量の多い地方など、豊富に水の得られる場所に人口が集中しています。
時代が変わって、水を得ることが容易になれば、人の住む場所も変わっていくのでしょうが、しばらくはこの傾向は変わりそうにありません。
もしかすると、詳細な人口分布図とその変化を追うことで、その変化の一端をとらえることが、すでにできるのかもしれませんが。
そして、カリブ海周辺が雨の多い地方であることは、人口が集中している一因と考えてもよいでしょう。
別の機会に、まずは面積の大きなカナダやアメリカ合衆国、そしてメキシコ合衆国の州別・地域別の人口密度分布図も作りたいと思います。
より面白い傾向を見ることができるかもしれません。