アメリカ合衆国2020年センサス、都市人口公開！人口ランキングは？

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8月12日、アメリカ合衆国の2020年センサスの都市別人口、都市圏人口が公開されました。

そこで、今回は都市人口をランキングしてみました。

比較のため、30年前の1990年のセンサスによる人口を表の右端に併記しています。

ニューヨーク（ニューヨーク州）、ロサンゼルス（カリフォルニア州）、シカゴ（イリノイ州）、ヒューストン（テキサス州）の上位4都市の人口順位には変動はありませんでしたが、5位のフェニックス（アリゾナ州）、7位のサンアントニオ（テキサス州）は近年人口増が著しく、フィラデルフィア、サンディエゴ、ダラス、デトロイトと順位が入れ替わっています。

上位50位以内にはカリフォルニア州から9都市、テキサス州から7都市がランクインし、2州の都市が全体の32％を占めました。

また、人口密度では、1万人/km²を超えたニューヨークが他に大差をつけて1位でした。この数値は日本の都市に例えるなら、東京都特別23区（15,528.4人/km²，令和2年国勢調査速報集計値）には及ばないものの、大阪市（12,225.9人/km²，同速報集計値）よりやや低い程度です。

注1：独立した自治体であるビーチグローブ（Beech Grove）、ローレンス（Lawrence）、サウスポート（Southport）、スピードウェイ（Speedway）を除くマリオン郡と連結都市を構成しているが、このうち、半独立自治体であるクラーモント（Clermont）、クラウズネスト（Crows Nest）、ホームクロフト（Homecroft）、メリディアンヒルズ（Meridian Hills）、ノースクラウズネスト（North Crows Nest）、ロッキーリップル（Rocky Ripple）、スプリングヒル（Spring Hill）、ウォーレンパーク（Warren Park）、ウィリアムズクリーク（Williams Creek）、ウィネデール（Wynnedale）およびカンバーランド（Cumberland）の一部を除く。

注2：1963年、ナッシュビルとデイビッドソン郡が合併して成立したナッシュビル-デイビッドソン郡都市行政管轄地区（the Metropolitan Government of Nashville and Davidson County）のうち都市サービス地区（urban services district）。一般サービス地区（general services district）である6つの小さな自治体、ベルミード（Belle Meade）、ベリーヒル（Berry Hill）、フォレストヒルズ（Forest Hills）、オークヒル（Oak Hill）、グッドレッツビル（Goodlettsville）の一部、リッジトップ（Ridgetop）の一部を除く。

注3：2003年、ルイビルとジェファーソン郡が合併して成立したルイビル-ジェファーソン郡都市行政管轄地区（The Louisville/Jefferson County metro government）のうち、ルイビル（Louisville City）および管轄地区内の83の独立した自治体を除く。

次回も引き続きアメリカのセンサス結果についてレポートする予定です。

ご期待ください。

＜参照＞

・アメリカ合衆国国勢調査局　https://www.census.gov/en.html

・政府の総合統計窓口　https://www.e-stat.go.jp/

・フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』