2020年、2021年の世界の国と地域の人口、確定！人口推計値、3年ぶりに更新！1950年から10年ごとの世界各国の人口を並べてみました。

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前回のブログで、先日7月11日に公開された2022年7月1日現在の世界各国の人口データは2021年を基準年とした推計値であることはお伝えしました。

国連から発表される人口推計値のデータは、これまでは2019年のものが最新でしたが、2020年、2021年の推計値も公開され、最新のものは2021年7月1日の推計値となっています。

そこで、今回は1950年から10年ごと2020年まで、および2020年、2021年の推計値、さらに2022年の将来推計値を地域別に表にまとめてみました。

なお、人口は各年7月1日の年央値となっています。

人口の推移

1950年を起点に見ると、世界の人口はおよそ3.2倍に増えました。

人口が最も多いアジアは、2022年には47億人を超え、世界人口の59%を占めています。そのアジアの人口は1950年の3.4倍であり、世界の人口増加率をやや上回る程度です。

また、1950年にはすでに国別人口順位は、1位中国、2位インドとアジアの二つの大国が上位を占めており、この構図は現在まで変わっていません。2023年にインドが中国を追い抜くと予想されていることは、歴史的といえるほどのトピックといえるでしょう。

一方、アフリカの人口は急激に増えており、1950年に比較すると5倍を超えています。中でも中央アフリカと東アフリカは7倍を超え、西アフリカでも6倍を超えました。むしろ、人口増が加速している地域といえます。

今後、アフリカの人口の加速度的な増加はいつまで続くのでしょうか、世界の人口はどこまで増え続けるのでしょうか。

次回、引き続き将来推計値も加えた上で、世界の人口の過去から現在、そして未来についてみていきたいと思います。

世界の人口の推移

世界の国と地域の人口の推移（アフリカ）

世界の国と地域の人口の推移（アジア）

世界の国と地域の人口の推移（ヨーロッパ）

世界の国と地域の人口の推移（ラテンアメリカ及びカリブ海地域）

世界の国と地域の人口の推移（北アメリカ）

世界の国と地域の人口の推移（オセアニア）

＜参考＞

・国際連合　2022年、世界将来推計人口　https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/